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  • 執筆者の写真showa-daigakubu

俺はラッパーだ!


人生の生きがいは何か?と聞かれたらどう答えるか? それはヒップホップだ。それはラップだ×2。(…) 世の中に対して言いたい事なら多すぎるくらいだ。 もしこの世にラップがないんだったら。 俺は何の為に生きてるのか分からないんだ。(…) どうすれば意味のある人生を生きることができるのだろうか? いつも自分に問いかけているんだ。いつも答えは一緒だ。 こうして今俺がラップしているようにラップをするのが生きがいだ。 朝の日課で、Rくんが、自作のラップをみんなの前で披露しました。 その二週間前まで実は、「もう翔和学園に行かない」と言っていました。 学校はストレスだし、学校に行ったら人生がつまらない気持ちが消えると思ったけど、まだ人生がつまらないから。そんな理由でした。 「ラップが一番の心の支え」だと聞いて、文化祭で「ラップ」をする提案しました。 考え込んだ彼は「死」「無意味」「絶望」といった否定的な単語を使ったラップをその場で歌いました。 「いいじゃないそれが今の気持ちなんでしょ」 「発してダメな言葉なんてないよ」 「自分の思いを歌詞にしてごらん」と伝えました。 少し考えた後、「じゃあやってみます」と彼は言ってくれました。 冒頭のラップはその面談を経てから、彼が歌ったものです。否定的な言葉はありません。もがきながらも人生を前向きに考えようと意思し、しぼりだされた言葉のように思えました。 ラップを披露した後、仲間と皆でラップの入った曲を歌うことに決めました。 たたみかけるようにラップがたくさん入っている曲、 「A・RA・SHI」です。(ご存知、嵐のデビュー曲!) 彼はそのラップ部分を担当しています。 歌詞がうまく歌えない学生も、とにかく皆ノリノリで大合唱しています。 文化祭では学生・実習生が、自分の得意なことや好きなこと、やってみたいことについてのヲタクになって出し物を行います。そんな始まりの日に、自分が心から好きなことについてみんなの前に立って発表してくれたR君に感謝です。


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